------------------ 球陽巻22-4 ------------------

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  • [本文2045]本年、宮古・八重・姑米等の山の公布を織調するの女人を憮恤して繰棉を頒賜す。
  • [本文2046]本年、宮古島の講解師を罷退す。
  • [本文2047]本年、真和志郡に下知役を設建するを准す。
  • [本文2048]本年、武世英渡名喜親方宗珍等を遣はし、羽地郡に赴きて水を決し田を開かしむ。
  • [本文2049]本年、羽地郡屋我村を西米耶原に遷すを准す。
  • [本文2050]本年、泊村の雍開基伊波筑登之親雲上興許・御用意方加勢筆者呂邦棟渡嘉敷筑登之親雲上通茂を遣はし、鳥島に前み赴きて農を励まし俗を改めしむ。
  • [本文2051]本年、中城郡に下知役を設建するを准す。
  • [本文2052]本年、畜豚多く斃る。
  • [本文2053]本年、赤田村の卓世傑久田筑登之親雲上の長命を褒嘉して申口座位を賞賜す。
  • [本文2054]本年、鳥小堀村の幹啓祥宮城筑登之親雲上能達等八名を褒嘉して其の忠志を表す。
  • [本文2055]本年十二月、読谷山郡の上地村を旧籍に遷すを准す。
  • [本文2056]本年、先王尚穆曁び妃淑徳の神位を将て太廟寝廟に奉復し、而して尚哲曁び妃徳沢の神位は旧に仍りて太廟寝廟に奉安し~t廟に遷さず。
  • [本文2057]本年、海船一隻の八重山に流来する有り。
  • [本文2058]本年、馬得功武富里之子親雲上良有に命じて充てて検見役と為し、宮古島に前み赴かしむ。
  • [本文2059]本年、向昌辰大宜見里之子親雲上朝睦に命じて充てて検見役と為し、八重山島に前み赴かしむ。
  • [本文2060]十二年己未正月初六日、赤田村の卓世傑久山筑登之親雲上友興の長命を褒嘉して額字等の項を賞賜す。
  • [本文2061]本年、鳥島与人の任期を将て、十年に改定す。
  • [本文2062]本年、佐敷郡に指揮司を設立す。
  • [本文2063]本年、武世英奥原親方宗珍に飭して竜樋を修葺せしむ。
  • [本文2064]本年、海船一隻の八重山に流来する有り。
  • [本文2065]本年、広く獄庭の旧籍を囲み併びに伴房を設造す。
  • [本文2066]本年、向志礼義村按司朝明に命じ、暫く授くる所の東風平郡に往き、指揮を施行せしむ。
  • [本文2067]本年、宜野湾郡に指揮司を設立す。
  • [本文2068]本年、太平山島の前里筑登之等十名を褒嘉して各爵位を賜ふ。
  • [本文2069]本年、太平山島池間村の仲間筑登之・前里村の世武前里の二名を褒嘉して各爵位を賜ふ。
  • [本文2070]本年、太平山島来間村の仲宗根仁屋等五名を褒嘉して各爵位を賜ふ。
  • [本文2071]本年、太平山島川満村の川満仁屋等三名を褒嘉して各爵位を賜ふ。
  • [本文2072]本年、太平山島新里村の渡真利仁屋・加那勝連等二名を褒嘉して各爵位を賜ふ。
  • [本文2073]本年、八重山島新川村の当間筑登之を褒嘉して黄冠を賞賜す。
  • [本文2074]本年、八重山島竹富村の大山仁屋を褒嘉して爵位を賞賜す。
  • [本文2075]本年、羽地郡に指揮司を設立す。
  • [本文2076]本年六月初四日。亜米理幹国船一隻の那覇洋面に到来する有り。
  • [本文2077]本年八月、秋分節に、主上親しく太子尚濬の神位の前に詣り、祭礼を挙行す。
  • [本文2078]本年八月、主上、国相尚惇大里王子朝教を召し、諭示を面示す。
  • [本文2079]本年九月二十一日、亜米理幹国商船一隻の運大湊に到来する有り。
  • [本文2080]本年十月、~sす。
  • [本文2081]本年、~r~q~ル国人の国に到りて破船するに因り、特に船楫を給し、自ら駕回して回籍せしむ。
  • [本文2082]本年十二月十八日、国家倹を行ふ事の為に、特に尚氏伊江王子朝忠に命じ、総横目総奉行と為らしむ。
  • [本文2083]十三年庚申、赤田村の卓世傑久田筑登之親雲上友興の長命を褒嘉して名島併びに物件を頒賜す。
  • [本文2084]本年、久米嶋仲里郡の前任地頭代亡宇江城親雲上・前任真謝村掟亡与世原仁屋の二名を追賞して各中布を賜ひ、該郡人民十四名を褒嘉して各爵位を賜ふ。
  • [本文2085]本年、兼城郡に下知役を設建するを准す。
  • [本文2086]本年、今帰仁郡に、仍、下知役を建つるを准す。
  • [本文2087]本年、大里郡稲嶺村の新垣筑登之親雲上を褒嘉して爵位併びに布疋を賜ひ、西原・仲程・与那原・稲嶺・目取真の各村人等九名を褒嘉して各布疋を賜ふ。
  • [本文2088]本年、読谷山郡宇座村の山川筑登之を褒嘉して爵位を賞賜す。
  • [本文2089]本年、例に照し、官に命じて恭しく去年~イ雨の願を還さしむ。
  • [本文2090]本年七月、~sす。
  • [本文2091]本年、主上、始めて太子尚濬の神位の前に詣り、親しく祭奠を行ふ。
  • [本文2092]本年、太平山島友利村の友利仁屋、伊良部・砂川両村の人民六名を褒嘉して各爵位を賜ふ。
  • [本文2093]本年、八重山島大川村の平良仁屋等五名を褒嘉して各爵位を賜ふ。
  • [本文2094]本年、宮古島仲地村の下地仁屋・富浜仁屋・奴千手下地・真戸仲地・蒲戸松原等五名を褒嘉して各爵位を賜ふ。
  • [本文2095]本年、宮古島の砂川与人の功労を褒嘉して其の母の襪を穿つを允准す。


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