------------------ 球陽巻22-8 ------------------

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  • [本文2249]本年、真和志郡仲井真村の大加原に、雷公の降落する有り。
  • [本文2250]本年、真和志郡安謝村境内に有る所の壷川井の傍に、男神の現出する有り。
  • [本文2251]本年、大里郡与那原村境内の東伊楚原に、雷神の下落する有り。
  • [本文2252]本年、豊見城殿に、雷神の下落する有り。
  • [本文2253]本年九月八日、風雨猛起し、国頭郡浜村境内の加那良原に、山嶺の崩落する有り。
  • [本文2254]本年、摩文仁郡に白鶴一隻の飛来する有り。
  • [本文2255]本年、田地公廨に、親方署奉行両員を設立す。
  • [本文2256]本年、諸産を督理する事の為に、按司・親方奉行曁び係役を設立し、中城旧殿に駐^せしむ。
  • [本文2257]本年、御系図座に、署中取職両名を添設し、公務を督理せしむ。
  • [本文2258]二十六年癸酉、善行・孝心・貞節并びに僕職を尽くす者を賞して各物件を賜ふ。
  • [本文2259]本年、久米仲里郡に自鶴三隻の飛来する有り。
  • [本文2260]本年、摩文仁郡に白鶴一隻の飛来する有り。
  • [本文2261]本年、真壁郡に白鶴一隻の飛来する有り。
  • [本文2262]本年、久米具志川郡に白鶴四隻の飛来する有り。
  • [本文2263]本年、国学に仮中取一員を添設す。
  • [本文2264]本年、太平山の諸井の泉水減少し、港潮の進退常ならず。
  • [本文2265]本年、太平山に木像の流来する有り。
  • [本文2266]本年二月、両次~sす。
  • [本文2267]本年二月、天に告げ雨を~イること已に両次に及ぶ。其の閏六月に至り、一共に願を還す。
  • [本文2268]本年、七月・十月・十一月の三次、~sす。
  • [本文2269]本年、柔遠駅の各処を修造する有り。
  • [本文2270]本年、砂糖座に、大屋子職一名・手代職一人を加設し、其の俸禄の賜は、皆定額の大屋子・手代と同しくず。
  • [本文2271]本年、御救助の公項を収支するの員役駐する所の公所一個を造立す。
  • [本文2272]二十七年甲戌、泊村の柳氏田仲筑登之親雲上康寧の慈母の長命を褒嘉して綿子一把並びに紬一端を賜ふ。
  • [本文2273]本年、那覇筆者一名を添設し、任期は三年、賜ふに俸精四石を以てす。
  • [本文2274]本年、御評定所・御物奉行・申口・給地等の処に筆者・相附筆者を添設し、並びに公庁を構へ広む。
  • [本文2275]本年、山奉行の公廨、筆者を加建す。
  • [本文2276]本年、柔遠駅二門、石碑を設建す。
  • [本文2277]本年、客歳十一月初八日の夜、伊平屋島の玉陵に一光輝有り。
  • [本文2278]本年、御救助御蔵を設建す。
  • [本文2279]本年、知念郡下志喜屋村の浜辺に異獣一口有り。
  • [本文2280]本年、八重山島属内与郡国島の洋面に夷船一隻の漂来する有り。
  • [本文2281]本年六月、八重山島、海風大いに起る。
  • [本文2282]本年、客歳七月より十一月に至るまで雨を~イること三次有りて、今年七月二十七日祭を致して功に報ゆ。
  • [本文2283]本年、太平・八重両山に館駅を造賜す。
  • [本文2284]本年、太平・八重両島の、其の貢賦を運ぶの事の為に、朝廷著して公項を動発し十四五端帆馬艦両隻を造作せしむ。
  • [本文2285]本年、二階御殿、其の窄狭なるに因り、南方の石垣を改築して其の殿を造り広む。
  • [本文2286]本年、八重山島の加那嵩西の功労を褒嘉して以て爵位を賜ふ。
  • [本文2287]本年、真壁郡に白鶴一隻の飛来する有り。
  • [本文2288]本年、馬氏内間の宅内の福木に、千万年の字様を書する有り。
  • [本文2289]本年、字を習ふ人民六名を加増し、賜ふに廩^フを以てす。
  • [本文2290]二十八年乙亥、暫く給地方に署筆者両人を添ふ。
  • [本文2291]本年三月初五日、中城王子尚典公、東宮に移徙す。
  • [本文2292]本年、首里森御嶽後頭より溝を銭御蔵東面に開く。
  • [本文2293]本年、銅銭・粟穀を動発して漂台受害者の家属に恵給す。
  • [本文2294]本年、表具師主取両名を添設す。
  • [本文2295]本年、雷、真壁殿に震ふ。
  • [本文2296]本年、雷、若狭町村の運天筑登之親雲上の宅に震ふ。
  • [本文2297]本年、雷、兼城郡波平村に寄居するの翁長里之子親雲上の宅に震ふ。
  • [本文2298]本年、雷、八重山島の真栄里・平得両村の境路に震ふ。
  • [本文2299]本年、八重山島髪川村の伊志登新域を褒嘉して赤冠を賞賜す。
  • [本文2300]本年、鶴鳥画個(高さ約四尺・羽は鼠色に似たり)有りて久米具志川郡に飛来す。
  • [本文2301]二十九年丙子、久米仲里郡宇根村の友寄筑登之親雲上の長命を褒嘉して勢頭座敷位を賞賜す。
  • [本文2302]本年、久米村の^S氏久島筑登之唯記の蛙玉を奉献する有り。
  • [本文2303]本年、福建省に洪水の災有り。
  • [本文2304]本年、八重山島宗納村の鍋我謝を褒嘉して赤八巻位を賞賜す。
  • [本文2305]本年、御城大庫理に在りて失火して席を燃き、城郭人等皆騒動を為す。然れども火勢尚少にして、即ち消滅を行ふ。
  • [本文2306]本年、員役等を遣はし、八重山に赴きて再び其の胥役を正し其の法制を査せしむ。


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