------------------ 球陽附巻4-1 ------------------

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  • [附巻0157][尚泰王]四年正月初三日、日本土佐国人有りて、杉板に坐駕して摩文仁郡小渡村の浜に来到す。
  • [附巻0158]本年、新に種痘の法を設け、世人をして之れを植ゑしむ。
  • [附巻0159]本年、薩州、向氏板良敷里之子親雲上朝忠の功労を褒嘉し、金片を賞賜す。
  • [附巻0160]五年壬子、疫癘流行の時、留国の日本各官の、米銭を動発して各村の貧家に派給する有り。併びに其の医士の、遍く療治を行ふ有り。
  • [附巻0161]本年九月二十六日、日本肥後国天草郡小宮地村の人有りて、三端帆小船一隻に坐駕し、伊平屋島我喜屋村の浜に漂到す。
  • [附巻0162]本年、飛船の水梢等を褒嘉し、各爵位を賜ふ。
  • [附巻0163]六年癸丑、琉球館蔵方用聞坂元貞右衛門の厚志を褒嘉して物件を賞賜す。
  • [附巻0164]本年、飛船水梢の功労を褒嘉して、皆、爵位を賜ふ。
  • [附巻0165]七年甲寅、飛船水梢を褒嘉して、各、爵位を賜ふ。
  • [附巻0166]八年乙卯、飛船水梢を褒嘉して各爵位を賜ふ。
  • [附巻0167]九年丙辰正月十二日、西洋船一隻の、洋に在りて、武氏渡名喜親方宗珍を救護し、那覇洋面に到来する有り。
  • [附巻0168]本年、飛船水梢等を褒嘉して、皆、爵位を賜ふ。
  • [附巻0169]十年丁巳、飛船水梢を褒嘉して各爵位を賜ふ。
  • [附巻0170]本年、特に船隻を遣はし、薩州人の貨を装載して、沖永良部島に解送す。
  • [附巻0171]本年、向氏大湾親雲上朝忠を褒嘉して、度支・申口等の席に陞せ、併びに吟味役の禄を賜ふ。
  • [附巻0172]本年、国人をして薩州の人員に従ひ、薬料・器具を製成するの法を学習せしむ。
  • [附巻0173]本年、勝連郡の人民を褒嘉して各爵位を賜ふ。
  • [附巻0174]本年、使を薩州に遣はすの挙を停止す。
  • [附巻0175]十一年戊午四月、帆桁二本、八重山島崎山村の属、麻川村加伊路洋面に流来する有り。
  • [附巻0176]本年七月十八日、飛船水梢等を褒嘉して各爵位を賜ふ。
  • [附巻0177]十二年己未、飛船水梢等を褒嘉して各爵位を賜ふ。
  • [附巻0178]本年、日本奥州の人有りて、太平山に漂到して、那覇に送り来る。即ち令して、倭船に附搭して薩州に解送す。
  • [附巻0179]本年、医生呉徳義謝花筑登之親雲上舒保を遣はし、葉壁山に在りて牛痘を続種せしむ。
  • [附巻0180]本年、倭船一隻の姑米山に漂到する有り。
  • [附巻0181]本年、尚健伊江王子朝忠等に命じて獄務を判断せしむ。
  • [附巻0182]本年、倭船一隻の馬歯山に漂来する有り。
  • [附巻0183]十三年庚申三月初八日、日本豊後の国三佐村の人、十四端帆船一隻に坐駕して、名護郡川田村の洋面に漂到する有り。
  • [附巻0184]本年、獄務の未だ断ぜざるに因り、特に向有恒宜野湾親方朝保・向能達阿波根親方朝興両員に命じて、加へて奉行と為し、審行判断せしむ。
  • [附巻0185]本年、向永功牧志親雲上朝忠を将て八重山に放流す。
  • [附巻0186]本年、馬克承小禄親方良忠を将て照泰寺に禁ず。
  • [附巻0187]本年、罰して向汝霖亡恩河親方朝恒の爵位を奪ふ。
  • [附巻0188]本年、飛船水梢等を褒嘉して各爵位を賜ふ。
  • [附巻0189]本年、飛船水梢等を褒嘉して各爵位を賜ふ。
  • [附巻0190]本年、飛船水梢等を褒嘉して各爵位を賜ふ。
  • [附巻0191]本年、飛船水梢等を褒嘉して各爵位を賜ふ。
  • [附巻0192]十四年辛酉、始めて銅銭一文を将て鉄銭一文に抵用す。
  • [附巻0193]本年、罪人牧志を将て旧に仍りて監裡に禁ず。
  • [附巻0194]十五年壬戌、飛船水梢を褒嘉して各爵位を賜ふ。
  • [附巻0195]本年、薩州の命に因り、犯人牧志を召して、之れが為に照料せんとし、法司官向有恒宜野湾親方朝保・御鎖側官馬文英金武親雲上良智等を遣発す。
  • [附巻0196]十六年癸亥、薩州、四文銭一文を将て鉄銭八文に抵用し、銅銭一文を将て鉄銭四文に抵用するに因り、本国も亦、此くの如く照行せしむ。
  • [附巻0197]本年、定価司を罷退す。
  • [附巻0198]本年、飛船水梢等を褒嘉して各爵位を賜ふ。
  • [附巻0199]本年、飛船水梢等を褒嘉して各爵位を賜ふ。
  • [附巻0200]本年、飛船水梢等を褒嘉して各爵位を賜ふ。
  • [附巻0201]本年、太守の命有るに因り、久高島人民四名を遣はし、前みて薩州に抵る。
  • [附巻0202]本年、皇上に奉献するの金~鞘の腰刀・銀~鞘の腰刀各二把は、薩州の運来甚だ遅緩を致すに因り、即ち国に在りて鋳造せしめて以て奉献を為す。
  • [附巻0203]十七年甲子二月、薩州、四文銭一文を将て銅銭六文に抵用し、銅銭一文を将て鉄銭一文に抵用するに因り、本国も亦此の如く照行せしむ。
  • [附巻0204]本年八月、定価司を罷退す。
  • [附巻0205]本年、久高島人民五名を褒嘉して各爵位を賜ふ。
  • [附巻0206]本年、小禄郡小禄村上原筑登之・照屋筑登之、大嶺村上江洲筑登之等を褒嘉して各爵位を賜ふ。
  • [附巻0207]本年九月、薩州、銅銭一文を将て鉄銭三文に抵用するに因り、本国も亦此くの如く照行せしむ。
  • [附巻0208]本年、飛船水梢等を褒嘉して各爵位を賜ふ。
  • [附巻0209]十八年乙丑二月、薩州、銅銭一文を将て鉄銭四文に抵用す。
  • [附巻0210]本年、与那国島に多く物件の流来する有り。
  • [附巻0211]本年、国頭郡謝敷村の比嘉筑登之、波多武国に飄到して日本に転送せられ、飛船の直庫内間に跟随して以て国に帰る。
  • [附巻0212]本年、久高人民を褒嘉して爵位を賞賜す。
  • [附巻0213]本年以来、産物を督理するの員役を罷退す。
  • [附巻0214]十九年丙寅八月十一日、異国船一隻の、泊洋面に到来する有り。
  • [附巻0215]二十年、国頭宇嘉村人民三名、夏運送船に附搭して回国す。
  • [附巻0216]本年、鳥小堀村の奥里子、具志川王子荷方船の船主に随ひて国に回る。


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