------------------ 球陽附巻4-2 ------------------

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  • [附巻0217]二十一年、薩州、人を遣はして白~レ硝を製調せしむ。
  • [附巻0218]本年、銅~zを薩州に奉献す。
  • [附巻0219]本年、罪を酌して赦を行ふ。
  • [附巻0220]本年、銅銭一文を将て鉄銭二十四文に抵用し、四文銭一文を将て鉄銭四十八文に抵用し、銅銭一文を将て鉄銭三十二文に抵用し四文銭一文を将て鉄銭六十四文に抵用す。
  • [附巻0221]本年、八朔の典礼は、南風御殿に於て挙行するを停止し、改めて下庫理御座に行ふ。
  • [附巻0222]本年、薩州、新古部下米を恩免す。
  • [附巻0223]本年、薩州、章程を攻立し、切支丹邪宗文を査検す。
  • [附巻0224]二十二年己巳、医生三名を褒嘉して各功労を挙庸するを賜ふ。
  • [附巻0225]二十三年庚午、詳して光明寺を将て、仍本国に授くるを蒙る。
  • [附巻0226]本年、薩州より御書~額を捧来す。
  • [附巻0227]本年、薩州、仏法を廃除するに因り、乃ち琉僧回国す。
  • [附巻0228]本年、国に住する倭官、官名を改称す。
  • [附巻0229]二十四年辛未、仍銅銭一文を将て鉄銭若干に抵用す。
  • [附巻0230]二十五年壬申、麑島県庁、伝事伊地知壮之丞・奈良原幸五郎・書記伊地知小十郎等官を遣差し、本国に駕臨す。
  • [附巻0231]本年、麑島県庁、積年の欠債を許免す。
  • [附巻0232]本年、翁氏安谷屋親雲上盛記、伊地知小十郎殿に跟随して、前みて宮古・八重両島に赴き、諸務を弁理す。
  • [附巻0233]本年、東京府下飯田町檎木坂に於て邸宅一囲を賜給さる。
  • [附巻0234]二十六年癸酉、東京賜ふ所の貨幣を将て銅銭に准作して支給を行ふ。
  • [附巻0235]本年、東京に奉納する貢米は、賦米等の名を改廃し、今より以後は大米八千二百石に額定す。
  • [附巻0236]本年、国に到る京官の令を奉じ、新に郵便会社を設く。
  • [附巻0237]本年、内地馬艦船一隻有り。多良間島に貢米を装載して、風に任せて漂蕩す。
  • [附巻0238]本年、国に在るの外務省の官員等、漂風の難人を護送して、麑島県に到る。其の難人等は共に、呂宋国~ツ~マ~~~Cの人民に係る。
  • [附巻0239]本年、英国官員、謝恩の事の為に、政府の命を奉じ、礼物を捧来して国主に奉贈す。
  • [附巻0240]本年、琉球館の聞役・蔵役・書役及び門番三人・走番一人を罷退し、仍りて大和手伝一人・走番一人を立て、職の書役の如き者一人を設立し、用向掛と改称す。各俸米を賜ふ。
  • [附巻0241]本年、東京の命を奉じ、大和横目・別当・側用聞等の官を罷退す。
  • [附巻0242]二十七年甲戌、仮屋別当職を罷退するに因り、新に那覇大筆者職一名を設く。
  • [附巻0243]本年、大和横目職を罷退するに因り、現任那覇総横目人数を裁去し、改めて四名を立つ。
  • [附巻0244]本年、政府の命令に凛遵し、二名を撰察して、在番親方に随ひて、前みて東京に赴き、諸務を学習せしむ。
  • [附巻0245]本年、政府の命令に凛遵し、本国の、前に仏・米・蘭等の国と約を結ぶの原書を将て、東京に奉送す。
  • [附巻0246]本年、所産の黒糖を大坂に運売するに因り、其の価銭を以て貢米に抵償し、蔵役一名・重書役一名を遣去して、之れが料理を為さしむ。
  • [附巻0247]本年、日本政府、地を闢き、産を広むるの檄文を発給す。
  • [附巻0248]本年、八朔の典礼有り。原、下庫理に在りて挙行す。但、中国に于ては並しも、此くの如きの典無し。故に停止を行ふ。
  • [附巻0249]本年、東京より髑髏を送り来る。
  • [附巻0250]本年、八重・太平両島の部下穀を奉納するを停止す。
  • [附巻0251]二十八年乙亥、東京の蒸気船一隻を給するを受く。
  • [附巻0252]本年、東京給する所の米穀を受く。
  • [附巻0253]本年、朝官、本国に来到す。
  • [附巻0254]本年、東京の告暁有るに因り、従ひて新年宴・紀元節・天長節等の礼を行ふ。
  • [附巻0255]本年、東京の告暁有るに因り、嶽庭大屋子両人を遣撥して上京せしむ。
  • [附巻0256]本年、東京の告暁有るに因り、少壮者六人を択挙して上京せしむ。
  • [附巻0257]本年、東京、兵隊を本国に派遣す。
  • [附巻0258]本年、宜しく応に兵隊営地の価銭を収取すべし等の由、業に内務大丞松田道之の告暁有り。
  • [附巻0259]本年、国相を罷退す。
  • [附巻0260]本年、馬氏良傑、能く事務に熟するに因り、着令して、度支・申口等の官に協同して公務を幇弁せしむ。
  • [附巻0261]本年、評定所筆者加勢主取両名を添設して諸務を弁理せしむ。
  • [附巻0262]本年、重大の事の告暁有るに因り、古老の王子・法司・親方等の官、各意見を陳べ詳報を相行ふ。
  • [附巻0263]本年、使を東京に遣はすに因り、官を遣はして諸神・聖神に~イ祭し、能く済事を為す。
  • [附巻0264]附崇元・円覚等の寺社及び諸嶽に、王子以下の諸官を遣撥して代~イせしむ。
  • [附巻0265]本年、太平山の貢米を載運する船隻、洋中颶に遇ひ、風に任せて漂流する有り。幸に異国船隻に逢ひて、之れが引導を為し方めて回国するを得たり。
  • [附巻0266]本年、久志郡辺野古村の十一端地船有りて洋中颶に逢ひ太平山に漂到す。彼の山開船の後、又復風に逢ひ、朝鮮に漂到し、方めて回国するを得たり。
  • [附巻0267]本年、蒸気船一隻の覇港に来到する有り。
  • [附巻0268]本年、外国蒸気船一隻の泊港に来到する有り。
  • [附巻0269]本年、外国蒸気船一隻の、本部郡瀬底村の洋面に漂到する有り等の由、該郡在番、由を備へて報じ来る。
  • [附巻0270]二十九年丙子、大有丸船隻、設く所の会計役を罷退し、本国人等に択授し、且本国人等五名を操選し、充てて水梢と為す。
  • [附巻0271]本年、本国、使を東京に遣はし、請ふ所の事件は、心力を励尽し、再三哀請するを経ると雖も、肯へて聴従せず等の由、報じ来る。是れに由りて、今般、復、使を東京に遣はして以て哀請を行ふ。此の時に当り、若し神明の祐護に頼るに非されば、事を済す能はず。是れに由りて、諸
  • [附巻0272]附諸神に~イ告するの一款は、去年の例に依照して以て挙行を為す。
  • [附巻0273]本年、度支・申口等の官、東京の事情に、識熟する者、多く在らざるべからず。是れに由りて、向氏阿波根親雲上朝教・夏氏摩文仁親雲上賢貞二人を択挙し、該官と協同して、均しく諸凡の事務を弁理せしむ。
  • [附巻0274]本年、独乙国軍艦一隻の泊村洋面に来到する有り。
  • [附巻0275]本年、外国船一隻の兼城郡糸満村の洋面に飄来し、礁を衝きて損壊する有り。
  • [附巻0276]本年、外国火輪船一隻有りて、八重山島西表郡舟浮村の洋面に来到す。
  • [附巻0277]本年、独逸国船隻の八重山名蔵村の洋面に漂到する有り。
  • [附巻0278]附旧例に依照し、活鶏十隻・大根五十~z・蕃薯百~zを贈給して以て下程を為す。
  • [附巻0279]本年、去年、伊江島の地船、黒糖を装載して那覇に来到し、事竣りて回島の時、外島各処に飄到し、麑島に転到して以て回国するを得たり。
  • [附巻0280]本年、去年、小禄郡儀間村の渡慶次筑登之の九端馬艦船、洋中颶に逢ひ、山東省に飄到し、彼地開洋して福州に来到し、該地開洋して回国の時、復颶に逢ひ、麑島に飄到して、今年籍に回る。
  • [附巻0281]本年 、去年、勝連郡浜村玉城筑登之の三端馬艦船、洋中颶に逢ひ、浙江省に飄到し、彼の省開船して福州に来到し、其の地開洋の後、又復颶に逢ひ、麑島県に飄到して、其の後、本籍に回る。
  • [附巻0282]本年、法司官両人、前みて東京に赴く。故に、毛氏前池城親方安邑をして、其の官を署任せしむ。


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