外 [・・・につき]
○「歴代寶案」の例
@「随、給夷使人伴稍水于覇等收領、聽候風便回國外、今准前因、合就咨覆」(「歴代寳案」二四一)
風便:風の便宜、風向きがよいこと(「大漢和辭典」)
イタスベキ ウカガヒ ヲサマルヲ オ ク リ
外 :擬 候 稍寧 。陸續解送 定遼衛ニ
下 二 一 二 一
ヒキワタスヤウ ツキ
交割 外
上
ついひで 良き
「随、夷使人伴稍水于覇等に給し收領せしめ、風
風向き ま た つき さきの便を聽候しめて回國せしめんとするに外、今、前
しさい 受けと よろ ただ
因を准 りたれば、合しく就に咨覆すべし。