翰林院

○清朝時代ニ國史ノ編修、經書ノ進講、式文ノ撰定ヲ司ル役所。(『冊封関係史料(読み下し編)「中山傳信録」譯註)

○翰林院は進士中の俊才を優遇し、他日の重用に資するために設けられたもので、主な仕事は書史の編集と文章の作成である。長官は掌院学士で、その下に侍読学士、侍講学士、侍読、侍講、修撰(殿試第一甲第一名)、編修(第一甲第二名及び第三名)、検討(第三甲)などがある。

(「イエズス会士中国書簡集6・信仰編」四九頁注一〇、『東洋文庫・平凡社』)