皇冊 ○档案の名称。清代の宗人府の档冊なり。宗室の王公・覚羅・世職の章京等の員の爵位の事項を記 つね 年 末 お よ 載するものなり。毎に年終に于いて吏部に由って も宗人府に知照し内閣と會同して皇冊を將って大内 よ お 従り領出し、保和殿に在いて、應添・應入・應改 書 写 なお の処を將って式に照らして繕写して後に、仍送り かえ 還すなり。(朱金甫)(「中国歴史大辭典・清史(上)」三七七頁、原中文)