冊寶文(冊宝文) 制度 ○冊文・寶文の合称。清の制では、皇后を冊立し、皇貴妃を冊封し、及び皇貴太妃・貴太妃を尊封するには、冊・寶を給い、妃及び太妃には冊・印を とも 材質 給い、嬪及び太嬪には冊を給うなり。倶に金の質 ま なり。尊諡を加上し、太廟に昇蛯キるにも亦た冊 あ 材質 な ・寶有り。玉の質と為す。各の冊文・寶文・印文 よ 作 成 は均しく、翰林院 に由って撰擬し、篆写(滿漢両体備す)し、内閣官監視と會同して鐫刻す。 (史志宏)(「中国歴史大辭典・清史(上)一二一頁、原中文)