絲倫簿

制度 わた

○档案の名称。清の制では、内閣が毎日六科に交



して發抄せしめる本章は、均しく應さに当直の中

よ なら そ

書に由って事由を摘記し、并びに其の中の諭旨を

も ごと な詳録するを以って主と為し、月按に冊と為し、”王の言は絲の如く、真に出ずること綸の如し”の

い も

義を取りて名づけて絲綸簿と曰い、以って参考に備えるなり。(単士魁)(「中国歴史大辭典・清史(上)」一三四頁、原中文)