侍衛

○八旗の壯丁のなかから気のきいたものが選ばれて侍衛となり天子の側近に奉仕し、警衛に当たるのであるが、雍正はこの侍衛のあるものに機密任務を与えて地方に派遣し、地方政治を密偵させて施政の助けとした。

(「イエズス会士中国書簡集2・雍正編」一八三頁注五、『東洋文庫・平凡社』)