朱諭

○文書の名称。下行文。

@清代に皇帝が親筆にて朱墨を用いて書写したる諭令なり。

A康熈の時に、凡そ各衙門に頒發したる上諭にし

よ 原稿を作成

て、大學士等に由って擬稿 し、奏呈して皇帝の同

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意を経たる後に、朱筆を用いて黄摺を謄写し、該

みず また

衙門の堂官に傳え親から領することも亦た朱諭と

 い

称うなり。(単士魁)(「中国歴史大辭典・清史(上)」一七四頁、原中文)