○亦た”制文”・”制書”と称う。文書の名称。秦代より始まる。是れ中国古代皇帝が専用する命令文書の一つにして、重要なる制度を頒布する時に于いて使用するなり。清は古制に沿って、凡そ大典礼にて百官に宣示するときに則ち制辭有り。天地を祭祀し或いは皇后を冊立する等の典礼の如
きには均しく各制を頒つなり。(朱金甫)
(「中国歴史大辭典・清史(上)」三一〇頁、原中文)