聖城隍
○僅かな徴候を見ただけで真実を見破り、またそのひとの知識からはなにひとつとして洩れることのない役人の洞察力を賞揚しようとする時には、わたしがかれらの書物のうちのいくつかのなかで読んだところでは、ひとびとはその役人のことを
センチンホワン聖城隍 と呼ぶ。
    (イエズス会士中国書簡集4・社会編」九三頁備考一、『東洋文庫・平凡社』)