奏銷冊
い ま
○又た四柱冊と称う。清官が方さに賦税を収する統計冊なり。順治一三年(一六五五)始めて行なわる。各省の錢粮の完欠・支解と存留とを以て
ごと 年 末 よ
年按に分款し、清冊を匯造し、年底に縣に由って
よ
府に送り、府に由って布政司に送り、司に由って
よ部に送り、以て銷算の考核に據らしむるなり。
(李亭治)(「中国歴史大辭典・清史(上)」二五四、原中文)