牒檄:官府に用るを牒と曰ひ、人心を激發 して之を喩すに禍福を以てするを檄 と曰ふ。乃ち尺書なり。
(「類書簒用」『和刻本類書集成五の三五三』)
あら もと
○文書の名称。始めて唐代に見われ、原は上行文
た な
書為りしが、清代に至りて基本上は平行文書と作為すも、直接な隷属関係無き中の低級各衙門間に
やや
て行文を往来する時には、その地位が略高き者が
やや
地位の略低き者に対しては牒文を用いるなり。州縣の官が儒学に対して行文する時は牒を用いるが如し。(朱金甫)(「中国歴史大辭典・清史」(上)五三三、原中文)