謄黄 ○文書の名称。清代に詔書を之れ刊刻して頒行し もの 制度 お たる件なり。清の制では、詔書は天安門に在いて よ 頒詔の儀式を挙行して後、禮部の官に由って接領 とお して部に到り、式の照りに刊刻するに黄紙を以って印刷して全国に頒行するなり。称して謄黄と為すなり。(単士魁)(「中国歴史大辭典・清史(上)」五三六頁、原中文)