内務府来文
○内務府来文は、北京の部院衙門及び地方各省衙門が内務府に移行した咨文・移会・片等を指している。これもテーマと各朝別に整理され、乾隆朝から宣統朝まで約十万件ある。その中の進貢品類・外交類・礼儀類には、琉球・朝鮮・安南・ビルマ等各国施設の進貢入京・招宴の接待・賞賜品に
関する咨文・移会等が含まれ、中ソ辺境・防備清
仏戦争・清日戦争に関わる文書も入っている。
(「歴代寶案研究第2号」「明清档案と中琉関係史料の構成について」)