○上奏文の字体 清政府は明代の制度をそのまま援用し、皇帝に重要な上奏文を提出する場合、細い毛筆を用い、倣宋体で清書しなければならないと規定していた。この字体のことを俗に蠅頭小字と呼ばれる。(『中国第一歴史档案発見の新史料「尚泰王の謝恩文」の紹介』孫薇。『沖縄文化研究18』法政大学沖縄文化研究所、一九九二、三・二五)